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ボドゲレビューっぽいもの

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子供用ボードゲーム その2

洗濯日和が、なかなかの好評価で続いてのゲームに入ります。



うさぎのニーノ

家(箱)の中に20羽のうさぎが居ます。

ですが最近雨続きで、このままでは溺れてしまいます。

みんなでうさぎを助けてあげましょう。



というテーマのダイスゲーム。

一番多く助けてあげられた人の勝ち。


■使うもの

20個のうさぎ駒


5色+うさぎの目のサイコロ


箱(家)から脱出する為の踏み台 5色(かごをひっくり返すと色つきの踏み台に変わる仕様)




自分の番でサイコロを振る。

出た色の踏み台に、うさぎがジャンプ。

既にうさぎが居れば、そのうさぎは脱出成功ということで、自分の得点になる。

※うさぎの目が出たら踏み台に移動せずに、直接自分の得点にして良い。







結論から言うと、これはあまり盛り上がらなかった。

対象年齢3歳以上とのことだが、ちょっとルールがシンプル過ぎたようだ。

サイコロを振るだけという事で、考えるポイントは無い。

一応、自分の順番を待つ、サイコロを振る(転がす)という技能(?)を育成できるんだろうが・・・



盛り上がらなかったもう一つの理由は、俺自作版のチープさが出てしまったのだろう。

製品版は木製のウサギの形をした駒なのだが、俺版では立方体の木材にウサギのシールを貼っただけ。

大人からしたら得点を現すための駒でデザイン製は無くても良いが、子供からしたら立体的なウサギを模したおもちゃである必要があるよね。

立体的なウサギ駒を作れたら良かったんだが・・・いや、無理だなぁw


(評価は、対象年齢が合ってなかったので2)





果樹園(コンパクト版)

果樹園に実った美味しそうな果物たち。

だけど、カラスが狙ってるよ!

カラスが来る前に、全部収穫できるかな?

というゲーム。



■使うもの

サイコロ(青、赤、黄色、緑、からす、バスケットの目)

ぶどう(青)、いちご(赤)、メロン(緑)、バナナ(黄色)の果物消しゴム4個ずつ(3個入り約100円でダイソーで購入)

カラス

カラスの歩いて来る道タイル



自分の番にサイコロを振り、出た色の果物を収穫できる。

バスケットの目はどれを収穫しても良い。

カラスの目が出てしまうと、カラスが一歩、果樹園に近づいてくる。

カラスが来る前に全部収穫できれば、プレイヤーたちの勝利、というゲーム。





目的が一人勝ちではなく、対ゲームシステムなのは子供向けでは珍しいかな。

基本はサイコロを振るだけなんだが、バスケットの目が出た時多めに残っている果物を選んで取れるかどうか、がポイント。






で、やってみたんだが・・・

結論から言うと、これもあまり盛り上がらなかった。

サイコロを振って『カラス』の目がもっと出たら緊迫感も出たんだろうが、あっさりと果物を回収できてしまった。

緊迫感無しww

サイコロさんは空気を読んで、もっとカラスの目を出すべきじゃないかと。


それでもカラスの目が出て、カラスが1歩近づいただけで、きゃーきゃーと楽しそうな子供達。

きっとこの子たちには、世界は新鮮な輝きに満ちているんだろうなぁ(遠い目)





6歳のまーちゃんは流石に小学生。

バスケットの目が出た時にはちゃんと一番多く残っている果物を回収してた。

拾郎「お、ナイスプレイ!」

まーちゃん「??」

このゲームによる知育ポイントを理解している拾郎君は、きちんと父親してるなぁという俺の感想。

4歳のいっくんにバスケットの目を出して貰いたかったなぁw




後日、4歳の姪っ子と遊んでみたら、からすの目連発で何も出来ずにプレイヤー側の負けとなった。

それでも姪っ子には、

「くだものゲームやるー」

と、意外に好評価。

義妹「甘い食べ物が出てくる(っていうだけで楽しい)からじゃないですかね」

とのこと。

食いしん坊さんめw(年頃になったらダイエットとかしだすんだろうけどね)

どうでも良い話だけど、美味しくご飯を食べる人って素敵だよね。



(評価は苦労して作ったわりには、運任せなので2)




・ねことねずみ(サメと魚)の大レース

お魚天国を目指して、旅する魚たちの話。

旅の途中の島で妥協するのも、高得点お魚天国を目指すのも自由。

ただしゆっくりしていると、奴が迫って来るぞぉ!





対象年齢が6歳からなので、いっくんにはちょっと早かった。

ゲームはすごろくなんだが、高得点狙いの一点集中なのか、それともちまちまと状況を見て妥協するのか。

そこらへんの子供の性格が分かるゲーム。

まーちゃんはお魚天国を目指していた。

ハイリスク、ハイリターンのギャンブラー気質だねw



拾郎「サメは最初の1週はゆっくりだけど、2週目から早くなると・・・

   良い感じで追われる恐怖感を出してますね、なるほど」

鬼ごっこもそうだが、子供達は追われるとキャーキャーとテンションが上がるw


ちなみにルール通りにサメがまーちゃんの魚に追いついたわけだが、「えいっ!」と実力行使でサメを退けていたw

サメから逃げるのが目的だが、ルールは守った方がメリハリが付いて面白いんだがなぁ。

俺も拾郎君も、勝敗には結構たんぱくな方なので認めちゃったけど、教育の為には止めるべきだったかな?

こういういわゆる「ずる」行為って、子供同士でやると嫌われる(教員 大義氏いわく)。

そういった子供社会で、学んでいくのかもね。





(ゲーム自体は面白そうなので、もうちょっと年齢の高い子たちと遊んだ時に評価しよう)





・うさぎのかくれんぼ

もともと童話の「やぎのかくれんぼ」というのがあるらしい(超適当)

ゲーム内容は、子供(と女性)が得意とする記憶力ゲーム。





■使うもの

6色の箱

6色サイコロ

狼タイル


自分の番ではサイコロを振る。

振った色の箱に、何羽のウサギがいるのかを宣言する。

正解なら1羽自分の前に置き、箱を戻す。

不正解なら狼が自分の前にやって来る。


狼が自分の前に居る時に間違えると、狼が自分のウサギ駒をかっさらって行く。





最初は全部の箱に5羽ずつのウサギなので、全然余裕。

だがその内に、「あれ、あそこの色には何羽居たっけ??」みたいな展開になってくる。


4歳のいっくんには、ちょっとだけ早かった感がある。

鷹安「さて、黄色の箱にはウサギさんは、何羽いるでしょうか?」

いっくん「うーーーん・・・100匹!」

『間違えるのは恥ずかしい、だからふざけているんだよ』という心の防波堤を築く発言w

まぁ単純な引き算もあるから、4歳にはまだ早いから仕方ないな。

拾郎「・・・・(黙ったまま指を4本立て、答えを教える)」

いっくん「4匹!」

ガチンコの勝負の厳しさを教えた方が良いのか、楽しい空気作りをした方が良いのか(略)


で、ゲームは進み・・・

拾郎「あれ、青箱には何羽だっけなぁ・・・」

拾郎嫁「・・・」

拾郎「・・・(黙って指を1本立てる)」

拾郎嫁「・・・(しぶい顔)」

拾郎「・・・(今度は2本立てる)」

拾郎嫁「・・・(微笑)」

拾郎「2羽!」と勢い良く箱を開けたところ、まんまと1羽だったww

拾郎君リアルにずっこける。



拾郎「ちょ! おまwwwww」

拾郎嫁「ゲームでは敵同士なんだから、正解を教えるわけないじゃないの」

奥さん、ガチですねww





こういう記憶力ゲームは個人的にあまり好きでは無い。

覚えるのが、めんどいのよ。

記憶力の良い10代、20代は過ぎ去ってるのよ。

もう俺、おじさんなのよww


やってみて分かったのだが、記憶力ゲームは意外に女性に人気。

拾郎嫁さんや、義妹は面白いと言ってた。

まーちゃん(6歳)にも評価を聞いてみたいところ。


家族で遊ぶには、なかなか良いゲームだと思うので評価5で。


















いっくん「お父さんの友人の鷹安さん、遊んでくれてありがとう。鷹安さんに拍手をおくります!」

これは脚色でなく、マジでこれに近い感じでお礼を言われたw

4歳にして式典のスピーチっぽい発言をする彼は凄いと思った。

こういう発言が作り手には一番嬉しいんですよ。

















< 作ってあれこれ >

義妹「この箱の大きさは、全部サイズを図って作ってるんですか?」

鷹安「そうだよ(てか、一つひな形を作って、それを複製すれば大きさはほぼ同じになるよね)」

弟 「兄ちゃんは細かい性格だからなぁ」


・・・そうか?


俺的には、まだ精度が足りないんじゃないかとさえ思っているんだけどな。

子供向け = 子供だまし = 手を抜いて作る というわけではない。

むしろ大人の方が騙されてくれる。

ウサギ駒がいい例。


子供は全力で遊ぶ(評価する)からこそ、こちらも全力で応えるべきかなぁ、と思った。


できればカゴも段ボール箱でなく、きちんとした材質で作りたいし、ウサギ駒も・・・




うん、時間足りねぇなww






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